ヤシカのカメラと言えばM42マウントと後のコンタックスマウントが有名ですが、ヤシカカメラの初代は専用バヨネットマウントでした。


このカメラは最初から1/1000秒一軸不回転シャッターなど斬新なカメラで、私が感心したのは巻き戻しクランクの辺りです。





同じような機構をもったカメラにニコンのレンズシャッターEE一眼レフのニコンオート35があります。


ヤシカペンタマチック発売から数年経ってからの製品だが、1965 年1月のアサヒカメラニューフェイス診断室では、黒ボタンが抜けかかった歯のようにガクガクしているのは、精密感を害すること甚だしくいただきかねる。と酷評されている。ヤシカのほうが精密感があったようです。
まあ、国産一眼レフというか我が国の精密機械工業の黄金時代を感じます。