左沢線

 早起きして、山形新幹線つばさ121号に乗りました。今日の目的地は「左沢」。結構有名な難読駅名でスンナリ読める人はかなりの鉄道オタクかジモティーだと思ってましたが、最近は有名過ぎて「あてらざわ」と読めてしまう人が多いようです。

左沢線専用のキハ101形。残念ながらすべてロングシート

 東北地方のJR線でまだ乗りつぶしていないのが左沢線。まあ、いわゆる盲腸線なので特に用事がなければ乗るチャンスは無い路線です。サクランボ狩りや芋煮会などで来る機会が有ればよかったのですが。学生時代乗りつぶしに凝っていた友人の主張では、「昼間、窓側に座って乗らないと乗ったことにはならない。」と言うのがありました。でも、これ結構ハードルが高い。最近はローカル線でもオールロングシート車の場合が多いですね。この話を思い出すと奥羽本線も夜行で通り過ぎるだけで昼間、窓側に座って乗ったことがないような気がしてきた。今回、山形新幹線・秋田新幹線と重なる部分は新幹線を利用してもそれ以外は奥羽本線を楽しみたいと思います。

左沢線のマーク。左沢線はフルーツライン左沢線という愛称がついている。

 左沢線は山形を出て北山形まで山形城に沿って山形新幹線・奥羽本線と並行して走ります。普通に複線に見えますが、左沢線は狭軌。山形新幹線・奥羽本線は標準軌で見比べればその幅のちがいが容易にわかります。

車体に表記されている配置略号は仙カタ(仙は仙台支社カタは山形)だが正しくは昨年から幹カタ(幹は新幹線総括本部カタは山形新幹線車両センター)にかわっている。

 羽前長崎を過ぎると長い八連のトラス橋を渡ります。これが左沢線最上川橋梁。次の南寒河江駅で降りることにする。

羽前長崎を過ぎると長い八連のトラス橋を渡る。
南寒河江駅
左沢線最上川橋梁

 右側(南寒河江駅側)の背の低い5連のトラス橋が東海道本線の初代木曽川橋梁として1886(明治19)年架設されたが東海道本線の輸送量増大のため、強度不足から架け替えを行うこととなりここに移設、1921(大正10)年に竣工した。左側の3連は九州鉄道筑豊本線遠賀川橋梁1905(明治38)年架設を移設したものらしい。

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