マミヤの三兄弟か?

左からマミヤプリズマットWP、ニコレックスF、マミヤプリズマットNP

マミヤプリズマットNPは1961(昭和36年)2月、ニコレックスFは1962(昭和37年)6月 マミヤプリズマットWPは1962(昭和37年)7月と誕生日も非常に近い。

アサヒカメラ1963(昭和38年)9月号のニューフェイス診断室にニコレックスFが取り上げられているがこれがマミヤ製であるとは一言もでてこない。当時はこれが仁義だったのかドクターたちが気が付かなかっただけかわからない。そういえばマミヤプリズマットはニューフェイス診断室には取り上げられてないようだ。昭和40年代の中頃。私が中学校の写真部にいた頃、ニコマートは日本光学(ニコン)製ではなくマミヤ製ではないかと言う噂があった。最新のニコマートFTAを買ってもらった友人に「ニコマートはニコンで作ってるんじゃなくてマミヤで作っているらしいぞ。」とか言って困らせた記憶がある。ニコレックスFはともかく、ニコマートはれっきとしたニコン製なようで失礼しました。

兄弟じゃないの?

巻き上げレバーなど同じ部品が見られます。なんだかわかりますか? 

 裏蓋の真ん中に付いている円形の部品はフィルムがカラーか白黒か、36枚撮りか20枚撮りか、ASA感度を忘れないように記録しておくものです。

コパルスクエアSといえば

左からリコーシングレックスTLS・トプコンRE2・コニカオートレックスP

                                 

縦走りコパルスクエアSはシャッター速度変更軸がフイルム面に垂直方向にあるため,そのままシャッターダイヤルをかぶせて使っている機種。メーカーもレンズマウント(リコーシングレックスTLSはM42・・トプコンRE2はエギザクタ・・コニカオートレックスPはコニカマウントⅡ)もみんな違うけどシャッターはみんなコパルスクエアS。みんな兄弟ですね。コパルスクエアSも新型になるとコニカFTAのようにシャッターダイヤルは普通?の位置になります。

リコーシングレックスTLSのアメリカ輸出モデル輸出モデルは「RICOH」がペンタプリズムに刻印されていました。国内向けは「SINGLEX」です。知らないで買ってしまった輸出モデルです。

アイレベルとウエストレベルが切替可能なシングレックスTLS401もコパルスクエアS
トプコンRE2の前期と後期見分けが付かないですよね。
後期モデルはTTL露出計のスイッチを入れると赤丸が出ます。
コニカオートレックスは世界初のAE機構内蔵一眼レフ TTLではない外光式。フル/ハーフのサイズ切替機構付き。シャッター速度優先EEのため.シャッターが重たくストロークも長い。シャッターボタンがお化け煙突のように長い。これはFTAになっても続く。オートレックスPはオートレックスの売り、シャッター速度優先AE機構がないためシャッターボタンも異様に長いストロークではないので軽快感がある。
どちらもフル/ハーフのサイズ切替機構付き。ハーフに切り替えるとフィルム巻き上げがギアの変速で半分になりカウンターも2回に1回しか動かなくなる。いかにも国産カメラらしい。

黒いニコマート

ニコマートFTNも後期になるとFと同様、私が仏壇の金具という印象をもったセルフタイマーレバーにプラスチックのカバーが付きます。巻き上げレバーも同様です。

FTNのアクセサリーシューは当時黒も販売されていたようです。FT2になってホットシューになります。シャッターは縦走りコパルスクエアS。これはシャッター速度変更軸がフイルム面に垂直方向にあるため他社(トプコンRE2、コニカレフレックス、リコーシングレックス)ではそのままダイヤルをかぶせて使っていますが、ニコマートではこれにギアを付け、レンズ鏡胴の後ろボディー側の速度変更リングに連結させている。レンズシャッターのカメラのような感じです。

黒いアクセサリーシュー付きのFTNとホットシュー付きのFT2
FT2の方が黒い部品が増えて精悍さが増してますね。

FT2とAi化されたFT3

ニコマート三兄弟

中学生の当時、被写体は横浜・高島貨物線を走るD51でした。撮影地として選んだのは鶴見川鉄橋周辺でした。日曜日には大人も子供も結構な人数が集まって撮影してました。ニコマートFTで撮影している人は多かったです。FSはあまり見ませんでした。というか見たことがありませんでした。私もTTL測光をあえて外すなんて考えられないと思ってました。現在の暴落したニコマート兄弟の中古品を見てもFT、FTNはたくさんあってもFSはなかなか探すことができません。レア物ですがだからといってそれほど高い値がつくアイテムではないですよね。

ペンタックスの思い出

中学生の時、横浜野毛にあるOカメラで父に買ってもらったペンタックスSP

横浜機関区のD51451とDD13(昭和44年)

ペンタックスSPを持って通ったのが横浜駅東口から東急高島町(今はないですね)方面に少し歩いたところにあった横浜機関区。以前はC56や8620も入れ替えに活躍していたそうですが、私が通うようになった頃にはD51とDD13、それからEF15やその他の旧型電気機関車(当時私は蒸気機関車以外興味がなく旧型電気機関車はシルエットでは形式がわかりません)も入り込んできていました。

ペンタックスSP

当時中学校の写真部で人気があったのがこのペンタックスSP もう一方は日本光学(ニコン)のニコマートFTNでした。 報道関係はニコンF全盛の頃だったので、名門ニコンというイメージはありましたが、Fもそうですがニコマートのセルフタイマーのレバーが、おばあちゃんが大切にしている仏壇の金具のようで今一好きになれませんでした。 平均測光、絞り込み測光、ねじマウントといった弱点は理解できても、ペンタックスSPのデザインが好きでした。中学生になって横浜野毛のOカメラで父にペンタックスSPスーパータクマー50mmF1.4付きを買ってもらってから(今から50年も前ですね)高校を卒業するまでペンタックス一筋。友人の買った新しいカメラのあらを探したり、けなしたりしながら(内心いいなあ、欲しいなあと思っても)過ごしました。

カメラ集めのこだわりと言うかこだわりの無さ

基本的に慢性の金欠病なのでお金がありません

その1 レンズにはこだわらない  今のデジカメでもすごいなあと思うレンズはボディーの数倍の値段ですね。高いレンズは見ないふりをして、買えそうなカメラボディーを探します。まあ、標準レンズ、35mmか28mmの広角レンズ、あまり長くない望遠レンズ(135mm辺りが一番安いですね)この三本あればシステム完成とします。

その2 最初にあるように、国産、一眼レフと範囲を決る。  国産、一眼レフこれだけでM型ライカは対象にならないので見ないふりをします。 生産年代も範囲を決めています。私は1956年生まれなのでそれ以降のカメラを対象にしています。だから1955年のミランダTは対象になりません。(結構高いですよね)ズノーは当然持ってません。これは予算の問題ですね。昨年銀座の老舗カメラ屋さんで見ました。200万円+消費税=216万円でした。店員さんの話ではもって来た方は二台持っていたそうです。カメラ屋さんを巡っていると対象ではないカメラの魅力に負けて買ってしまうこともあます。集める範囲を狭めるため輸出専用や海外向けOEMのカメラも見ないふりをしています。でもそれほど知識がないので、珍しい、持ってないと思って衝動買いしたカメラが輸出専用機だったなんてことはよくあります。

きれいなカメラでしたが200万円+消費税では買えません

還暦を過ぎて数年、そろそろ終活を始めないといけないかなと思ってます。 子供たちから言われているのは200台を超えるカメラや鉄道模型の処分です。  長年にわたり収集したもので愛着もあり「生きてる間は手元に置かせてくれ」と懇願しました。私の死後処分しやすいように整理し、それなりの価値がある物は分けておく条件で今のところ二部屋を占領しています。何がどのような状態でどれだけあるのか楽しみながら確認していきたいと思います。
国産一眼レフはやめられない。
還暦を過ぎて数年、そろそろ終活を始めないといけないかなと思ってます。 子供たちから言われているのは200台を超えるカメラや鉄道模型の処分です。 長年にわたり収集したもので愛着もあり「生きてる間は手元に置かせてくれ」と懇願しました。私の死後処分しやすいように整理し、それなりの価値がある物は分けておく条件で今のところ二部屋を占領しています。何がどのような状態でどれだけあるのか楽しみながら確認していきたいと思います。

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